
(※この記事は2015年12月17日に公開し、2026年7月6日に最新情報へ全面更新しました。)
こんにちは、コマツです。iPhoneの写真管理を「Googleフォト」に移してから、気づけば10年が経ちました。
この記事を最初に書いた2015年当時、Googleフォト最大の魅力は「無料で容量無制限」でした。その後2021年6月に無料無制限は終了し、「もう移行する意味はないのでは?」という声も聞くようになりました。
結論から言うと、私は今もGoogleフォトを使い続けています。10年分の家族写真を任せてきた実感を込めて、2026年の最新事情に合わせて内容を全面的に書き直しました。
iPhoneを使っていてこんなことで困ったことはありませんか?
「家族や子供の写真、動画が沢山あって容量を圧迫してしまう」
「iCloudの無料容量(5GB)がすぐいっぱいになる」
「手元に沢山家族の写真を残しておきたい」
「簡単に家族と写真を共有したい」
一つでも当てはまるなら、Googleフォトは今でも有力な選択肢です。
最初に大事な話:「無料無制限」は2021年6月に終了しました
まず、昔この記事を読んでくれた方にも重要なアップデートです。Googleフォトの無料・容量無制限は2021年6月1日に終了しました。現在はGmail・Googleドライブと合わせて15GBの無料枠を共有する方式です。
それでも、iCloudの無料枠5GBと比べれば3倍あります。バックアップ画質を「保存容量の節約画質」(昔の「高品質」)にすれば、写真は16メガピクセル、動画は1080pに圧縮して保存されるため、スマホ写真中心なら数千枚単位を無料枠に収められます。
足りなくなったら有料プランのGoogle Oneへ。100GBで月290円です(2026年7月時点)。月にコーヒー1杯以下でiPhone本体の容量不足から解放されると考えると、私は安いと感じています。
それでもGoogleフォトを勧める8つの理由
1. 無料15GBはiCloudの3倍。追加しても月290円から
無料で使い始められて、足りなければ100GB=月290円と段階的に増やせます。iCloudの無料5GBで写真も本体バックアップも賄うのは、今のiPhoneの写真サイズでは現実的ではありません。まず無料で試して、必要になってから払う。この順番で始められるのがGoogleフォトの良さです。
2. バックアップの代わりに使える
iPhoneで撮影した写真や動画は、Googleフォトのクラウドに自動でバックアップされます。iPhoneを紛失したり壊したりしても、Googleアカウントにログインすれば写真はすべて残っています。本体と別の場所に写真がある安心感は、子どもの写真が増えるほど効いてきます。
3. iPhone本体の容量を一気に空けられる
バックアップが済んだ写真は、アプリの「このデバイスの空き容量を増やす」機能でiPhone本体からまとめて削除できます。クラウドには残っているので、いつでも見返せます。「ストレージがいっぱいです」の警告に悩まされている方には、これだけでも移行の価値があります。
4. 検索と自動分類が10年経っても最強クラス
「ラーメン」「桜」「海」のように言葉で検索すると、該当する写真がずらりと出てきます。人物の顔も自動で分類されるので、子どもの成長を顔検索で一気に振り返れます。10年使ってきて、この検索精度に追いついたと感じる写真アプリはまだ多くありません。
5. 「思い出」機能が過去の写真を蘇らせる
かつて「アシスタント」と呼ばれていた機能は「思い出」に進化しました。「1年前の今日」「この夏のハイライト」のように、過去の写真を自動でまとめて見せてくれます。撮りっぱなしで埋もれていた写真が発掘される感覚は、家族写真が多い人ほど刺さります。
6. 家族との共有が簡単
共有アルバムを作れば、URLを送るだけで相手はブラウザからでも閲覧できます。アルバムには参加者それぞれが写真を追加できるので、子どもの運動会を「父のiPhone」「母のiPhone」両方から1つのアルバムに集約する、といった使い方が定番です。
7. ビューワーとしての操作性が良い
ピンチ操作で表示枚数を切り替えたり、スワイプで複数の写真を一気に選択できたり、標準の「写真」アプリより快適に感じる場面が多いです。細かい点ですが、毎日触るアプリなので操作性の差は積み重なって効いてきます。
8. 「消しゴムマジック」などのAI編集が無料で使える
2024年5月から、写り込んだ人や物を消せる「消しゴムマジック」などのAI編集機能が、Pixel以外のユーザーにも無料開放されました(一部機能には月あたりの回数制限があります)。明るさ・カラーの自動補正やフィルタも健在で、SNSに上げる前のひと手間がアプリ内で完結します。
Googleフォトへの移行手順(2026年版)
アプリのデザインは10年前から変わりましたが、やることはむしろシンプルになっています。
1. Googleフォトをインストールしてバックアップを開始する
App Storeから「Google フォト」をインストールし、Googleアカウントでログインします。写真へのアクセスを許可し、バックアップをオンにすれば自動で始まります。Gmailを使っていればそのアカウントでOKです。
2. バックアップの画質を選ぶ
右上のプロフィールアイコン →「Googleフォトの設定」→「バックアップ」→「バックアップの画質」から選べます。
- 保存容量の節約画質:写真16MP・動画1080pに圧縮。無料15GBを長く使いたい人向け(私はこちらです)
- 元の画質:無圧縮。一眼レフの写真や4K動画をそのまま残したい人向け。15GBはすぐ埋まるのでGoogle One前提
スマホで撮ってスマホで見るだけなら、節約画質で画質の差はほぼ気になりません。
3. バックアップ完了後にiCloud写真をオフにする
ここが一番の注意点です。順番を間違えないでください。
iCloud写真をオフにするのは、Googleフォトのバックアップが完了した後です。「設定」→ 自分の名前 →「iCloud」→「写真」→「このiPhoneを同期」をオフにします。
このとき「iPhoneのストレージを最適化」を使っていた方は、オリジナルがiCloud側にしかない写真があります。オフにする際は「写真とビデオをダウンロード」を選び、すべての写真が端末に揃ってからGoogleフォトのバックアップ完了を確認してください。ここを飛ばすと、低解像度のサムネイルしか手元に残らないことがあります。
4. 「このデバイスの空き容量を増やす」でiPhoneを軽くする
バックアップ完了後、プロフィールアイコンから「このデバイスの空き容量を増やす」をタップすると、バックアップ済みの写真をiPhone本体から削除できます。勝手に消えることはなく、このボタンを押した時だけ削除される仕組みなので安心です。
無料15GBを長持ちさせる3つのコツ
15GBは使い方次第で数年持ちます。私がやっているのはこの3つです。
- 画質は「保存容量の節約画質」にする(前述)
- アプリの「ストレージを管理」を定期的に開く。容量を食っている動画や不要なスクリーンショットをまとめて整理できます
- 15GBはGmail・Googleドライブとの共有枠なので、Gmailの大きな添付ファイルやドライブの不要ファイルも掃除する
iPhone本体の容量整理も合わせてやるなら、別記事「スマホ容量を増やす|写真・アプリ整理の効く順番【2026年版】」も参考にしてください。
写真が特に多い人の別解:Amazon Photos
Amazonプライム会員(月600円・年5,900円)なら、Amazon Photosに写真を無圧縮・容量無制限で保存できます。動画は5GBまでという弱点はありますが、「写真は多いが動画は少ない」「すでにプライム会員」という方なら、容量面ではGoogleフォトより有利です。
私はGoogleフォトの検索性と共有機能を優先していますが、プライム会員なら両方入れて使い分けるのも手です。
まとめ
「無料で無制限」という魔法は2021年に解けましたが、検索・共有・AI編集まで含めた総合力で、私の第一候補は10年経った今もGoogleフォトのままです。無料の15GBだけでも、iCloudの5GBに悩まされている状態からは大きく前進できます。
あなたのiPhoneの空き容量は、いま何GB残っていますか?設定アプリで確認したら、まずは無料枠でGoogleフォトを試してみてください。
お気に入りの写真をプリントして残したい方には、月額330円で毎月1冊フォトブックが無料で作れる「プリミィ」のようなサービスもあります。
自分の手で作りたい方はフォトブック手作りキットの一覧(Amazon)から探せます。子どもの写真でつくると、祖父母へのプレゼントに喜ばれます。






