こんにちは!ライターのスージーです。
小学校も高学年になると、続々と塾に行く子も増えてきます。
受験のため、学校の勉強のサポート、進学に向けての先取り、色々な理由があると思いますが、意外と多いのが「家で勉強させるとケンカになるから」という理由。
家庭学習のときに険悪なムードになってしまうと、勉強自体に嫌なイメージがつきまとい、それがきっかけで勉強嫌いになってしまう可能性も!
家で勉強をしたくなくなる原因は親のちょっとした言動かもしれません。
いくつ当てはまるか振り返ってチェックしてみましょう。
・勉強しなさい!と声掛けしている
「勉強やったの?」「勉強しなくていいの?」「勉強しなさい!」
これらの言葉は言えば言うほど勉強へのイメージを悪くします。
嫌だけどやらなきゃいけないもの、として強くインプットされてしまうのです。
勉強を強制的にやらせるのではなく、時間をしっかりと決めて、勉強の時間が来たことだけを教えて自発的に取り組ませるようにしましょう。
勉強の習慣の付け方はこちらの記事を参考に!
→我が子を勉強好きな子に!気持ちよく勉強の習慣をつけるために決めておきたいルール
・勉強の時はつきっきりでそばにいる
子どもが勉強している時、すぐそばでつきっきりで見ていませんか?
勉強中ずっと見ていられると、むしろ一挙一動を監視されているようで居心地が悪い思いをすることも。
間違いがあったり、乱暴な字で書いていたときに、すぐに注意するなんてもってのほか!
親子のバトルが始まり、勉強する気もすぐに失せてしまいます。
とはいえ、全く放置でいいのかといえば、そんなことはありません。
わからないことがあったりして、助けてほしいサインは見逃さないように。
同じ部屋にいるけれど、助けを求められたときにはすぐに助けてあげられる状態がベスト。
本や雑誌を読んだり、ご飯の準備をしたり片付けをしたり、子どもが勉強している間はこれをする、と自分のやることを決めておくのもいいでしょう。
ただし、子どものヘルプにすぐに答えられなくなるような事をするのは極力避けて。
テレビを見たり、マンガを見たりと子どもの気が散ってしまうこともしないようにしてあげてくださいね。
・丸つけが遅い
今日は勉強していた!それだけで安心していませんか?
宿題やドリル、家庭学習の丸つけなど、間違ったところの直しが終わるまでが勉強です。
一度やったら終わりと思いたいのは子どもも一緒。
勉強と直しがセットと認識させるためには、丸つけのスピードも重要です。
親が丸つけをする場合は、終わってから間をあけずに丸付けすること。
後で時間のある時にゆっくりやりたくなる気持ちはやまやまですが、それは一番やってはいけないこと。
勉強が終わってから、親の時間のある時を待っていては、子どもはすっかり終わった気になって別のことを始めてしまいます。
遊び始めてからまた机に戻して間違いを直させるのは、勉強を始めさせるときよりも渋りがち。
終わった!と言われたら即丸つけ&直しをさせましょう。
子ども自身にやらせる場合は、終わった後に丸つけと直しまでちゃんと終わっているか確認しましょう。
早く終わらせたいあまり、丸つけが雑になっているかもしれないので、時々正しく丸つけが出来ているかのチェックもしてあげたいですね。
うまくいかない時は・・・
そうは言われてもなかなか時間がない、自分がいない間に一人でも勉強していてほしい、という方はタブレット学習がオススメ。
タブレットなら、わからない時はヒントボタンで説くのを助けてくれたり、丸つけも自動で行ってくれます。
また、勉強をやることに対してすでに拒否反応が出てしまっている時は、いったん勉強から離れて、机に向かわせることを目標にしてみましょう。
イチオシは今話題のプログラミング学習。
遊びと勉強のバランスが良いので、楽しみながら学習することができます。
家でプログラミングをする時は、通常の勉強よりもちょっと違う注意点があるので、こちらの記事も参考にしながら取り組んでみてください。
→自宅でプログラミングを学習するときに親が気をつけたいこと
家庭学習は専用の教材を使ったとしても、塾と比べれば割安です。
ホントは家でやってほしいんだけど、家でやりたがらないから塾へ・・・と思っている場合は、子どもが勉強するときの行動を振り返ってみましょう。
自分の言動を少し変えることで、親子で楽しく家庭学習が出来るようになったらいいですね。