こんにちは!普段の献立を考えるのは嫌いだけど、パーティメニューを考えるのは楽しい、ライターのスージーです。
結婚して新たに発生するのが夫と関わる人との人間関係です。
普段はあまり接しないけれど、妻として夫の会社関係の人に気を使わなければいけない場面は多々あります。
特に妻の手腕を求められるのが、夫の会社の人を家に招待するときです。
メニューや当日の段取りなど、大変なことも多いですが、上手くプランを立てて事前準備さえしておけば、ホスト側の自分も十分に楽しめる会になります。
「また来てください!」と、心から言えるような、自分もお客様も楽しんで、夫も満足する会を目指しましょう。
事前調査
プランを考える前に、忘れてはいけないことがあります。
呼ぶ相手の詳細の確認です。
トラブルのもととなるのは、曖昧なケースです。
「同じ部署のメンバーに適当に声をかけた」
「1人に声をかけたので誘い合って何人かでくるはず」
こんなふうに、前日までに人数を伝えればいい外での飲み会と同じに考えてもらっては困ります。
「人数」「年齢層」「性別」は事前にちゃんと夫から教えてもらうようにしましょう。
そして、意外となあなあになりがちなのが時間です。
お店じゃないからと、「昼過ぎ」「夕方」などしっかりと時間を決めずに集合する場合も。
いつ来るの?まだ来ないの?とイライラしたり、もう来た!と慌てる事がないように、ある程度時間を決めてもらえたほうが安心です。
メニュー決め
詳細がわかったらプランを考えましょう。
自分も楽しむためのポイントはその場で調理しないもの。
事前にある程度作っておいて、当日はオーブンに入れるだけだったり、盛り付けするだけの状態にしておけばキッチンにこもりっきりにならずに自分も飲むことができます。
主菜
何種類くらい作ったらよいか途方にくれてしまったときは、まずはメインから考えて。
会の中盤で出そうと思う大物メニューを先に考えてからその前後を考えると決まりやすいです。
たとえば、
豪華に見えるけど以外に簡単な「ミートローフ」
絶対手間をかけていると思わせる「煮豚」
妻のポイントアップが狙える「和風煮物系」
冬場であれば、鍋やおでんもおすすめです。
dancyu何度でもつくりたい絶品鍋101レシピ (プレジデントムック)
主食
そして、大事なのがお腹にたまるメニュー。
年配の人を招く場合はともかく、若い人のお腹をつまみで満たすのは大変です。
ガッツリした炭水化物系もメニューとして考えておきましょう。
料亭風と感動される〆の鯛茶漬け
若者も満足の肉巻きおにぎり
メインもご飯も一石二鳥で華やかなパエリア
鍋がメインなら〆はうどんか雑炊にしてしまえばOK!
おつまみ
メインとご飯物が決まれば、あとはそれにあったつまみを考えるだけです。
ここでも調理するのはあくまで事前に。
当日は冷蔵庫から出すだけ、乗せるだけ、盛り付けるだけ、とこだわりましょう。
キムチに冷しゃぶプラス
豆腐に特製ダレ
時間がたったほうが美味しいサラダ
クックパッドのおいしい厳選!作りおきサラダ クックパッドのおいしい厳選!レシピ
さらに、長く出しておけて、自分も飲める強力なお助けアイテムが、クラッカーです。
サラミ・チーズなどのトッピングを用意しておけば、間が持つし、テーブルも華やかです。
また、サラダをスティックサラダにして、クラッカーにも使えるディップを何種類か用意しておくと便利。
新版 ディップの本
きゅうり、人参、大根、セロリなど、色とりどりの野菜をグラスやボールにおしゃれに盛り付ければ見た目にも楽しいです。
1人1人のお皿もいらないので、頻繁にお皿を変えなくてもいいのもポイントです。
スナック菓子をつまみに出すのは気が引けますが、トルティーヤチップスならサルサソースと一緒に出せば、りっぱなおもてなしメニューになります。
テーマで考える
また、大まかに料理のテーマを設定してしまうのも楽しいです。
今日は韓国メニュー!として、ホットプレートで焼肉&チヂミ。
サンチュをたくさん用意してサラダの代わりに。
キムチはカクテキやオイキムチなど何種類か用意して、つまみ用にナムルもいくつか作っておけば、ヘルシーコースの出来上がりです。
イタリアンならモッツアレラとトマトのカプレーゼを冷やしておき、食べる直前にオリーブオイルをかけて。
チーズとクラッカーに、生ハムとグリッシーニを使いすればイタリアン度も上がります。
メインはチキンや野菜をたっぷり載せたぎゅうぎゅう焼きを鉄板のまま出してしまっても。
村井さんちのぎゅうぎゅう焼き おいしい簡単オーブン料理 (シュシュアリスブックス)
パスタは前もって調理できないのでNG。
ガーリックトーストなどのパン系かホットプレートでパンピザを焼いてもいいでしょう。
当日
ここまで事前準備をしたら、当日は準備した料理を出すだけ。
自分が全てやらなくても大丈夫なように、夫にも料理やお酒の補充を手伝ってもらいましょう。
お皿やコップなどは、気兼ねなく取り替えてもらえるよう、ゲストの手の届くところに多めに小皿をまとめておくと、こちらもしょっちゅう気にしなくて済みます。
あとは、自分も料理とお酒と会話を楽しみましょう!
内助の功でずっと給仕している奥さんにも男性はグッと来るかもしれませんが、手際よく料理が出てきて、なおかつ一緒にその会を楽しめる奥さんはとっても魅力的です。
楽しんだあとは、最後のお仕事、片付けを頑張りましょう。
もちろん、片付けをするときは夫も一緒に。
好評だったメニュー、楽しかった会話、美味しかったお酒などの会話をしながら二人で片付けをすれば、次はどんな会にしようかと次への楽しみも膨らむはずです。
最後に、夫は「今日はありがとう」と妻への感謝の言葉を忘れずに。
その感謝の気持ちが、また呼んでもいいかな、と妻が思うなによりのきっかけになるかもしれません。