
この記事は2015年に公開したものを、2026年の最新事情に合わせて全面的に書き直しました。10年でMacBookの端子も周辺機器もほぼ総入れ替え。いま初めてMacBookを買った人に必要なものだけを、あらためて10個選び直しています。
私がアプリ開発の講師をしていた頃、受講のためにMacを新調してくる方がたくさんいました。そこで気づいたのは、つまずくのは本体ではなく「周辺のちょっとした道具」だということ。カフェやコワーキングスペースでの作業を想定して、実際に使ってよかったものを中心に選んでいます。
1.Apple Magic Mouse(USB-C)
純正マウスの定番、Magic Mouseは2024年秋にUSB-C充電モデルに切り替わりました。Apple公式で10,800円。1回の充電で約1ヶ月使え、箱から出せばMacと自動でペアリングされます。ボタンのない見た目に最初は戸惑いますが、表面をなでるだけでスクロールやスワイプができるのはやはり快適です。
「BetterTouchTool」という有料アプリ(12ドル〜)を組み合わせると、ジェスチャーに好きな機能を割り当てられます。私は指3本でダブルタップするとFinderが立ち上がる設定を10年来使い続けています。
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2.USB-Cハブ
いまのMacBook Airにあるのは、USB-C(Thunderbolt)ポート2つとMagSafe充電ポート、イヤホンジャックだけ。HDMIもUSB-AもSDカードスロットもありません。プロジェクターにつなぐ、昔のUSB機器を挿す、カメラのSDカードを読み込む——この全部にハブが必要です。
2015年版のこの記事では「Mini DisplayPortの変換アダプタを1本」と書いていました。いまはHDMI・USB-A・SDスロットをまとめた7in1タイプのハブが1つあれば済みます。プレゼンしない人も、外部モニターにつなぐ日は必ず来るので1つ持っておくと安心です。
3.USB-Cケーブル
iPhoneも15以降はUSB-Cになり、Apple製品の充電はようやくケーブル1種類に揃いました。Lightningケーブルを何本も持ち歩いた時代は終わりです。
選ぶ基準は2つ。MacBookの急速充電に対応できる100W対応であることと、編み込みやシリコン素材の丈夫さ。持ち歩き用は少し固くても切れにくいものを選びましょう。
4.GaN(窒化ガリウム)充電器
純正の電源アダプタは性能に不満ありませんが、大きくて重い。GaN(窒化ガリウム)採用の充電器なら、65Wクラスでも手のひらに収まるサイズです。
純正は自宅に挿しっぱなし、持ち歩きはGaNの2ポートタイプ、という使い分けがおすすめ。MacBookとiPhoneを同時に充電できると、出先での安心感が違います。
5.電源タップ
10年前から変わらず推し続けているのがこれ。カフェやコワーキングスペースでは電源の口が足りないことが多く、小さな電源タップを1つ挟むだけで隣の人と分け合えます。
最近はUSB-Cポート付きの電源タップも増えました。これなら充電器ごと省略できます。
6.ポータブルSSD
2015年版ではSDカードスロットに挿しっぱなしにできる「JetDrive Lite」を勧めていましたが、いまのMacBook AirにはそもそもSDスロットがありません。代わりの主役がUSB-C直挿しのポータブルSSDです。
写真や動画を退避させれば本体ストレージの節約になりますし、Time Machineのバックアップ先にもなります。数年前より大きく値下がりして、1TBクラスも普通に手が届くようになりました。
7.USBメモリ
クラウド全盛でも、USBメモリの出番はなくなりません。印刷所への入稿、学校や役所とのデータ受け渡しなど、「物理で渡す」場面は意外と残っています。
買うならUSB-CとUSB-Aの両対応(デュアルコネクタ)タイプを1本。MacBookにはハブなしで直接挿せて、相手のパソコンがどちらの端子でも困りません。
8.収納ケース
MacBookは裏面が意外と傷つきやすい。だからケースは「収納」だけでなく「作業中の下敷き」になるものを選ぶ——この考え方は10年前から変えていません。私はフェルトやレザーの薄手スリーブが好みです。
最近はケース自体がスタンドに変形するタイプも人気です。画面の位置が上がると、首と肩がだいぶ楽になります。
9.ガジェットポーチ
ケーブル、充電器、SSD、ハブ——ここまでの道具を裸でバッグに入れると、確実に絡まります。仕切り付きのガジェットポーチに定位置を作っておくと、カフェで探し物をする時間がゼロになります。
2015年版では雑誌の付録の「まとめ板」を紹介していましたが、いまは自立するボックス型ポーチが定番。上から中身を見渡せるものが使いやすいです。
10.番外編 iPad
家で眠っているiPadがあれば、MacBookのサブディスプレイになります。しかも今は専用アプリを買う必要がなく、macOS標準の「Sidecar」機能で無料。MacとiPadで同じApple IDにサインインし、Wi-FiとBluetoothをオンにすれば、ケーブルなしでつながります。
2015年版で紹介した有料アプリのDuet Displayも健在ですが、サブディスプレイ用途なら標準機能だけで足ります。資料をiPad側に表示しながらMacBookで書く。この2画面作業は一度やると戻れません。
まとめ
10年前のこの記事は「変換アダプタをどう揃えるか」の話ばかりでした。いまはUSB-Cに一本化されて、揃える道具はシンプルに、そのぶん1つひとつの役割は重くなっています。あなたのバッグには、もう使わないLightningケーブルが眠っていませんか?まずはケーブル1本の見直しから始めてみてください。
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