こんにちは。ライターのスージーです。
年々増えてきている小学生の塾通い。中学受験が白熱している地域では、クラスの半数以上が塾に通っているというところも珍しくありません。芋づる式に増えていく小学生の塾通いの好循環を作り出すため、塾側もさまざまな対策を練っていました。
低学年無料キャンペーン
中学受験、なかでも私立中学を受ける場合は小学3年の冬から塾に通わせるべき、というのが塾では一般的な考えのようです。ならば、いっそのこと3年生になると同時に入塾させてしまおうと、3年生の間の一年間は無料で通えるキャンペーンをやっている塾も!
これには親も揺れ動きます。3年生というと、だんだん反抗的になり家庭学習を親と続けるのが難しくなってくるお年頃。そんな時期に無料で子どもの勉強を見てくれるなんて、夢のようです。
塾からすれば、まずは入塾してもらう事が第一。
一年間でやめてしまう子が多いと大損失ですが、成績がのびたり、保護者会で中学受験のメリットを説いたりと、塾側も続けさせるための努力は惜しみません。子どもも一年間通えば塾のお友達もでき、やめたくなくなる事もあるでしょう。
ここまでくると、無料の1年間だけでやめるには、かなり強い意志が必要になってきます。
兄弟無料キャンペーン
上の子が塾に通っているという事は、それだけ親の塾への関心も強いという事。兄弟もろとも入塾させてしまいたいというのは、塾からすればもっともな話です。
無料の内容は、入塾金であったり、夏期講習や冬期講習代だったり、諸経費だったり、塾によって様々です。
塾の雰囲気もわかっているし、特に不満がなければそのまま下の子も通わせてしまいたくなりますね。
性格の違いや、目標の違いなど、兄弟で別の塾を検討しようかと思っていた人も、無料の内容によっては多少の事も目をつぶってしまいたくなるかもしれません。
教室体験キャンペーン
その塾が主催する実験教室などを無料で体験させてくれる、というもの。
お勉強ではないので、子どもも楽しい!思わず通いたくなりそうです。
さらにうまいところが、体験のあいだは出席簿がわりにノートにスタンプがもらえたりするのですが、そのスタンプは学習塾のものと共通なのです。
ノートをスタンプでいっぱいにしよう!とかなんとか言われちゃったり、スタンプを貯めるとなにかご褒美があったりするので、子どもの貯めたいゴコロもくすぐられます。
じゃあ、スタンプを貯めるにはどうしたらいいのかとういうと、もちろん塾に通うこと。
体験後すぐにじゃなくても、いずれ塾選びをするときに「あのスタンプのところに通いたい!」と子どもに言わせたら、塾としては万々歳の結果になりますね。
不合格なら無料キャンペーン
一度入塾してくれた小学生には中学になってもそのまま通ってほしいもの。また、親としてもせっかくついた勉強の習慣は続けていってほしいと思うのが親心です。
そんな両者の利害を一致させるのが、”受験に万が一不合格だった場合は、一年間の授業料を無料にします”というもの。ただし、6年生の間の授業料は合否の判定が出る前にいったん前払いで払ってもらう、などの制限が付くようです。
合格なら前払金は返ってこないため、どうせお金を払っているのなら、、と、受験が終わっても卒業まではそのまま通わせてしまうでしょう。その流れで中学も通う可能性も期待できます。
不合格の場合は前払金も戻り、2月からの1年間は無料なので、これまた中学でもそのままお世話になる可能性は大きいでしょう。
親としてはありがたいキャンペーンですが、受験が終わったら遊び放題と思っていた子どもはガッカリするかもしれませんね、、、。
まとめ
受験の低年齢化で塾に通う子は年々増えてきていますが、その分塾の数も増えてきているため、顧客獲得に向けてまだまだ塾の努力は続きそうです。
様々なキャンペーン、上手に利用するのか、塾の思惑にまんまとのせられてしまうのか、親のしっかりとした意思が必要ですね。
家庭学習がなかなか身に付かなくて悩んでいる方は、塾以外にも自宅でできるこんな家庭教師もあります。
ネット申し込みのためその場で断りづらい雰囲気になることもなく、流されやすい方にも安心です。
受験対策はもちろん、塾の補修にも利用できる家庭教師のLNS。
全国展開しているため、派遣地域は幅広いです。
インターネットを通じて人気教師の講義を自宅で受ける事ができるインターネット家庭教師Netty。
リアルタイム会話機能でお互いの顔を見ながら会話ができるので、家から出る事なく、塾と同じような効果が期待できます。
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