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両親と同居したがる夫への上手な断り方!4つのステップで円満に同居を防ぐ

両親と同居したがる夫への上手な断り方!4つのステップで円満に同居を防ぐ

こんにちは!ライターのスージーです。
夫婦の間でケンカになりやすい話題No.1といえば、義理の両親との同居問題。
波風が立たないようにやんわり断る方法を考えましょう。

ステップ1:深刻になる前に意思表示をしておく

いきなりなんの前触れもなく、「同居を考えているんだけど」と夫から真剣に切り出されることは稀です。
おそらく、何気ない会話の中で同居についての考え方を探るような機会はあったはず。

たとえば、テレビに同居している家族が出てきたときに「うちもいずれは考えなきゃなぁ」とぽろりと夫がつぶやいたりするかもしれません。
そんな時は、聞き流しちゃダメ!
軽く様子を伺っているときこそ、しっかりと意思表示をしていくことが大切です。

口調は軽く、しかし意思表示はしっかりと。
「うちは同居じゃないほうが良さそうだよね。あなたともお義母さんともいい関係でいたいし。」
などと、今の距離感のままならいい関係でいられること、同居したら夫婦仲も悪くなるであろうことも匂わせること、が重要です。
面倒だからイヤ、嫌いだからイヤ、といったマイナスの部分をアピールするのは、軽い話題から一気にケンカになる恐れがあるので厳禁です。

また、もっとまずいのは、この時点で「いずれはね」と同調してしまうこと。
いずれは同居も考えてくれている、と夫の記憶にインプットされてしまいます。

軽く否定しただけで、「何?同居する気ないの?」と夫が猛烈に追求してきた場合は、一旦ひきましょう。
夫も今すぐ考えているわけではなかったはずなので、ここであまり食い下がるのは逆効果です。
「今のところは考えられないなあ」「その時になったらまた考えよう」と、相談の先延ばしをしておきます。
くれぐれも、同居の先延ばしにならないように注意!
話し合い自体を先送りにして対策を練りましょう。

ステップ2:デメリットをさりげなくアピール

夫が同居を全く諦めてないな、と感じたら、真剣に切り出される前に、夫の考えを同居反対派に徐々に誘導しましょう。

あくまでも、こちらの意図を気づかれないように。
さりげなく同居のデメリットをアピールしていきます。

さりげなく、がポイントなので、何気ない会話の中にデメリットとなる話題を盛り込んで。
日常会話の節々に否定的な事例をちょいちょい差し込んでいきましょう。

「そういえば、近所の○○さん離婚の危機らしいよ」と振って、「なんで?」と食いついてきたら、「同居のお姑さんとうまくいってないらしい」「昔はお姑さんともすごく仲が良かったって聞いてたんだけどなあ」などと、同居が原因での離婚もありうると匂わせてみたり。

「お母さん、友だちから同居してるお嫁さんの悪口をずっと聞かされて困ってるんだって」「ちょっと離れて冷静になれば、そんなに気にならない程度のことらしいんだけどね」と、同居が原因で嫁姑の仲が悪くなると匂わせてみたり。

あまり頻繁に言い続けると、「もうわかったよ!そんなに同居したくないのかよ!」と魂胆が見え見えになってしまうので、話題に出す頻度は気をつけて。
ネットやテレビの中の他人事ではなく、ちょっと身近な実例として話題にのぼらせた方が効果的です。

この作戦がきかないようなら次のステップ。
ちょっと現実的に攻めてみましょう。

ステップ3:あえて具体的に想像させる

さりげなく根回ししてみてもなんとも思わない夫の場合は、同居してみればなんとかなるだろうとタカをくくっているのかもしれません。
ここはあえて、同居するために必要な事を具体的にイメージさせてみましょう。

切り出すのはこちらから。
相手から同居について切り出されてからの反論ではなく、自分なりに真剣に考えてみたうえでの事実として伝えましょう。

まずは住む場所の問題です。
子どもの学校や職場の関係上、自分たちが動くのは現実的に難しい。
となると、お義母さんたちに引っ越してもらうしかなくなりますが、長く同じ場所に住んでいればいるほど、その土地を離れることがストレスになります。
今までできていた買い物や散歩など、新しい場所では消極的になってしまう可能性もあります。
環境の変化がきっかけで痴呆症になってしまった例も。
お義父さんとお義母さんにそんなリスクを負わせても大丈夫なのか、夫の考えを聞いてみましょう。

またお金の問題もあります。
自宅や義両親の家がよっぽど大きい家でない以上、同居のために新たに家を買う必要があります。
同居なら親がお金を出してくれるから、と軽い気持ちでいるのかもしれませんが、家を建てるとなると相当な金額が必要です。
今はまだ元気でも、この先介護が必要になった場合のためのお金はあるにこしたことはありません。
手厚いサービスを受けてもらうためにも、両親のお金はある程度残しておいてあげたい。
ここで、大金を出させてしまって、両親の老後の蓄えが残るのか、そこらへんまで把握しているのかを確かめたいところです。

引っ越しも問題ない。お金も心配ない。
そう言われてしまった場合は、もう気持ちを素直に伝えるしかありません。

ステップ4:感情に訴える

ここまで言っても同居をしたがる夫は、親とはいつか同居するのが当たり前、と思ってきたということ。

そんな人に、周りの例を出したり、一般論を話しても効果はありません。
よそはよそ、うちはうち、と思っているため、信念を変える可能性は低いでしょう。

こうなったらこちらからは触れない。
夫から具体的に相談されたときが勝負です。

周りがどうこうではなく「私」が無理、という視点で話すのがポイント。
「無理だから!」と強気な否定ではなく、「どうしても自信がなくて、、、ごめんね。」くらいしおらしい感じで否定してみましょう。

どうしても気を遣ってしまうので、私がストレスで倒れてしまうかも。
生活リズムを合わせようとしてしまうので、普段の暮らしの余裕がなくなってしまいそう。
近すぎて嫌なところを見ることで、義両親を嫌いになりたくない。

いざ一緒に住むと、相手のことを大事にしたくなってしまうし、こちらのペースに合わせてもらうことは申し訳なくてできない。
私はそういう性格だから同居が難しい、と、義両親をないがしろにできないことを逆手にとってしまうのです。
大事に思うからこそ、同居以外の方法で付き合っていきたい事が伝わるように。

夫も、両親の老後を心配し、ちゃんと面倒を見たいという気持ちが一番なはず。
同居以外によい方法があれば、納得してくれる可能性はあります。
こちらから勧めるのではなく、夫の方から介護サービスや介護施設を検討するようになってくれれば一歩前進です。

それでもダメなら…

ここまで言っても諦めてくれない場合の選択肢は2つ。
ケンカ覚悟で嫌だといい続けるか、こちらが折れて同居を認めるかです。
この話題になる度に夫婦が険悪になるのは疲れるもの。

近くに住むだけではダメなのか。
二世帯住宅ならなんとかやっていけるのか。
など、お互いの妥協点を探しながら、できるだけ冷静に話し合うようにしてくださいね。


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