こんにちは。ライターのスージーです。
毎日の平穏な生活に欠かせないのが、近所の人との良好な関係です。
自治会など地域ぐるみの活動が活発でない地域も増え、近所づきあいは昔よりも希薄になってきています。
だからこそ、一度トラブルになるとこじれやすいことも!
トラブルになりやすい要素がある場合は、トラブルを起こさないための対策をしっかり行いましょう。
子どもがいる
住民同士の苦情で多いのが子どもに関するトラブルです。
・家の中で走る音がうるさい
・朝から騒ぐ声がうるさい
・家の周りでボール遊びをされて迷惑
・マンションのエントランスがたまり場になっている
などなど、子どもに関する苦情はあげればキリがありません。
昔と違って遊ぶ場所がないから仕方ない、子どもなんだから仕方ない、と思ってくれる人ばかりではありませんし、迷惑をかける側からそんな言い訳をしたもんなら、関係はますますこじれます。
そうは言っても、子どもに動くな、騒ぐな、と言ってもなかなかその通りには出来ません。
大事なのは、少しでも周りの迷惑にならないように対策を練り、そして努力していることをわかってもらうこと。
一日中おとなしくするのは無理でも、朝や夜などは騒がしくしてはいけないこと、集合住宅では下の人の迷惑になるから家の中で飛んだり走ったりしないことなどは集団で生活する上でのルールとしてぜひ子どもに教えておきたいことです。
ただし、しっかりと教えたからといってすぐに出来るようになるわけではありません。ついつい走ってしまった時のために、小さいうちは厚手のコルクマットなどを敷いて対応しておくとより安心です。
できることを全てやったら、あとは印象を良くすること。
どこの誰だか知らない子どもの声は騒音ですが、隣の◯◯ちゃんの泣き声は
「大きくなったのね、今日も元気ね。」
と、肯定的に受け止めてもらえるようになります。
引っ越してきた時、子どもが生まれた時は近所の人に挨拶を。
「騒がしくなってしまってすみません。」
と、手土産を持って挨拶に行っておくことで印象はだいぶ変わります。
もちろん日頃の挨拶も欠かさずに!挨拶ついでに一言二言話せる間柄になれば、最近うるさくないですか?と様子を伺いやすいです。
ペットを飼っている
子どもについで苦情が多いのがペットのトラブル。
こどものドタバタ走る音よりも、ペットの足音の方が耳につくという声もよく聞きます。
まずは対策としてゲージとマットを用意することです。
あとはむやみに吠えたり鳴いたりなどはできるだけしないように、上手に育てることも大切です。
なかなか言うことを聞いてくれない時は、ペットトレーナーを利用したり、無駄吠え防止グッズなどを使ってみるのもお勧めです。
生活が不規則
夜中遅くまで音楽を聞いたりテレビを見たりするなら、音のボリュームには十分に気をつけてください。
また、いくら静かに暮らしていても生活音は必ず発生します。
昼間仕事で、夜しか洗濯機を回せない、早朝に掃除機をかける習慣があるなども、感じる人によっては騒音となることも。
生活音はお互いさまなところもありますが、マンションであれば、近所の部屋の寝室の真上やすぐ横の掃除だけは週末や昼間にするようにしたり、なるべく静音設計の家電を選ぶなどの工夫も大切です。
それでも苦情がやまない場合は、壁や床が防音になっていないのかもしれません。
騒音もれは窓が原因なことも多いです。
床は大規模なリフォームをしないとどうしようもありませんが、窓ならば手軽にリフォームが可能です。
窓を二重サッシにしただけでも音漏れはだいぶ和らぎます。
逆に、近所の騒音に悩まされている方は「クレーマー扱いされないために!ご近所トラブル第一位の騒音問題を穏便に解決するポイント」の記事を参考に。
車を持っている
マンションなど、大規模な駐車場がある場合は出庫時入庫時のトラブルが起きやすいです。
特に機械式は待ち時間も長く、出入口も狭いことが多いため、朝の急いでいるときなどはみんなイライラしているので、少しのんびりしているだけでも喧嘩になってしまったりします。
普段近所付き合いをあまりしていない男の人同士が接するということも、トラブルが起きやすい要因の一つです。
出庫入庫の際は譲り合いの気持ちで。
機械式は混んで当たり前、待って当たり前の気持ちで、時間に余裕を持つようにしましょう。
また、一軒家の場合は、お客さんが来た時などの一時駐車が問題になることも多いです。
私道が近隣の暗黙の来客駐車スペースになっている場合などは、お互いに声を掛け合ったり、移動しやすいように連絡先を書いたメモを残すようにしたりして、なるべく迷惑にならないように使いましょう。
運の悪い人
こう言っては身も蓋もありませんが、結局トラブルに巻き込まれるかどうかは運次第です。
上に書いた条件に当てはまる人は世の中にたくさんいます。
でも、その人たち全てが苦情を言われているわけではありません。
騒音を出す側、騒音と感じる側、どちらかの感覚がちょっとずれていた場合に悲劇が起こります。
夜遅くに子どもに部屋でなわとびを練習させる親、子どもがいる家族だという認識だけでその家の子どもが家にいない時の音まで苦情を言い出す隣人。
近所にいる場合はどちらも不運としか言いようがありません。
困った人がたまたま近所にいただけで、理不尽に不自由な生活を強いられてしまう恐れは常にあります。
そして、得てしてそういう人はなかなか自分からは引っ越して行かないもの。
そんな状況を改善するには、こちらが引っ越すしかない場合もあります。
それこそ理不尽に思うかもしれませんが、対応に疲れ果てて普段の暮らしができなくなるくらい参ってしまったら、引っ越しという選択肢も考慮してみてください。
まとめ
家自体や周りの環境は事前に調べることが出来ますが、住民の性格までは住んでみるまではわかりません。
もし、あなたの周りに困った住人がいないのならばそれはすごくラッキーなこと!
お互いが気持ちよく過ごせるように気遣いができる、そして相手の立場に立って周りと接することができる人が多いということですね。
くれぐれも自分がトラブルメーカーとならないように、日頃の生活や態度には気をつけるようにしましょう。
ご近所トラブルを未然に防ぐ方法としてこちらの記事も参考に!
→「知っててよかったご近所トラブルの予防方法&解決方法」
万が一、すでに取り返しがつかないような状態ならご近所トラブル解決をサポートしてくれる探偵事務所に相談するのもおすすめです。
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