どもっ!! クラウドナインアップスのショウです。
「ファイナンス・経済ニュース」 アプリができるまでに引き続き、今回はSQLiteというデータベースをiPhoneアプリに組み込んでみたいと思います (^_^)/
尚、あらかじめ[Blog.csv]という名前のCSVファイルを用意しています。
概要
~#1~ データベースを作成
1.1) ターミナルでSQLite3を起動
~#2~ データベースをXcodeに組み込む
– 2.1) FMDBのダウンロード
– 2.2) デバックエリアに表示
必要なもの
– CSVファイル (UTF-8 , カンマ区切り)
中身はクイズを計10問作成しました。
「問題番号 , 問題 , 選択肢1 , 選択肢2 , 選択肢3 , 選択肢4」
– Lita (SQLiteの管理ツール)
1.1) SQLiteを起動する
データベースはSQLite3というのを使います。
SQLite3はMacにデフォルトでインストールされているので、ターミナルを起動してSQLiteを呼びます。
[Finder] -> [アプリケーション] -> [ユーティリティ] -> [ターミナル]でターミナルを開きます。
画面右上にある虫めがねマークのところでも探せます。
ターミナルに下記のコマンドを入力します。
sqlite3
「sqlite>」と表示されれば、sqliteにログインできたことになります。
データベースの作成
今回は新規にデータベースを作成します
データベースの作成は
[sqlite> .open データベースファイル] です。
ターミナルに下記のコマンドを入力します。
sqlite> .open hachiman.db
データベース名にはデータベースのファイル名を指定します。
このデータベースがあれば、それが開きますし
存在しないデータベース名を指定すると、デフォルトで
[Users / ユーザー名 / 〇〇]
このフォルダ以下に新規に作成されます。
テーブルの作成
テーブルの作成です。
テーブルはエクセルで言うところのシートみたいなものでしょうか。
テーブルの作成は
[sqlite> create table テーブル名(カラム名 カラム定義, カラム名 カラム定義, … );] です。
カラムはエクセルで言うところの列みたいなものです。フィールドと言うこともあります。
ちなみに、行はレコードと言います。
ターミナルに下記のコマンドを入力してください。
sqlite> create table quiz(No INTEGER, question text, ans1 text, ans2 text, ans3 text, ans4 text);
つづいて、カンマ区切りを指定します。
sqlite> .separator ,
CSVファイルをインポート
そしたら、CSVファイルを上記で作成したテーブルへインポートします。
CSVファイルはこのファルダ以下に置いてください 。
[Users / ユーザー名 / 〇〇.csv]
※更に下の層には置かない
テーブルへのインポートは
[ .import CSVファイル名 テーブル名 ]
と入力します。
ターミナルに下記コマンドを入力してください。
sqlite> .import Blog.csv quiz
SQliteの終了
sqlite> .quit
※ [sqlite> .exit] でも可
以上でデータベースが作成されてるはずです。
では本当に出来てるか確認しましょう ε= ε= (o^_^)o ブーーン
Litaで確認
データベースは
[Users / ユーザー名 / 〇〇]
に置かれてるはずです。
ちゃんと置かれてますね!
Litaで中身も確認してみましょう
というテーブルができてますね!カラム名も合ってます (^^)
[Data] をクリックすると中身が見られます
こんな感じでちゃんとデータベースにデータが格納されてます v(^_^)v
ちなみに…
Litaはデータを編集することができます!
ここに編集したい内容を直接書き込むのですが、
実はこの編集スペースはこれ以上広がりません(泣)
ですのでミスを防ぐためにテキストエディタであらかじめ編集したい文を用意して
Litaにコピペするのがいいと思います。
あと、[Save Record]をクリックしないと編集部分が反映されませんので
お気をつけて!!
次回はこのデータベースをXcodeに組み込んでデバックエリアに表示させたいと思います。
~ #2 に続く ~
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