こんにちは。病院の領収書が数年分たまり続けているライターのスージーです。
医療費控除や所得の還付申告、税務署に行かなくてもできるのをご存知でしたか?これを機に、もらいそびれているお金が無いかチェックしてみましょう。
還付申告とは?
所得税や医療費などで払いすぎた分があったとしても、何も申請をしなければそのお金は手元には戻ってきません。払いすぎたお金を返却してもらうためには還付申告という手続きが必要になります。
還付金を受けられる可能性がある人は
・医療費を多く払った人(目安は給付金などでの収入を差し引いた額で10万円以上)
・会社の年末調整が行われない人、または年末調整で計算された額以外で収入があった人
などです。
できる時期は?
確定申告とは違い、還付申告は特に申告できる時期は決められていません。
還付金を受け取りたい年の翌年の1月1日から申請は可能です。
また、還付申告は過去5年間までさかのぼって申告する事ができます。
やり方は?
申告用紙と必要書類の提出、またはe-TAXを使って申請を行う方法があります。
申告用紙の書き方
申告用紙は国税省の申告用紙作成コーナーから印刷する事ができます。
作成コーナーから先に進むと、必要事項を入力するだけで金額などが自動入力され、印刷して提出するだけの状態までPC上での作成が可能です。
HPから作成開始ボタンを押すと提出方法の選択画面に移ります。そこで
書面提出を選択すると、お使いのPCの環境確認の画面になりますので、PCのバージョンやプリンターの準備ができている事を確認したら、利用規約を読んでチェックを行えば、事前準備は完了です。
「次へ」のボタンを押して作成画面に移ります。
次の画面では作成書類の種類を選択します。
医療費控除や給与以外の所得の還付申告の場合は、「所得税及び復興と区別所得税の確定申告書」のボタンを選択します。
次に、医療費控除の方は
給与以外の所得の還付申告の方は
を選択します。
どちらに該当するのかよくわからない方や複数の還付金がある場合は、ひとつひとつ質問に答えていく事で作成に必要な入力画面が自動で入力される
を選ぶ事もできます。
この後は源泉徴収票や医療費のわかる領収書などを見ながら各項目を埋めていきます。
医療費控除の場合は、かかった医療費を一つ一つフォームに入力するやり方の他に、自分であらかじめ明細の一覧を作って領収書とともに添付する方法もあります。
入力項目は複数あり、時間がかかるかもしれませんが、入力結果は途中で保存する事もできるので、時間のあるときに少しずつ終わらせてしまいたいですね。
入力がすべて終わったら、印刷をして必要な添付書類を用意します。
あとは、郵送するだけ!おつかれさまでした!
もちろん、管轄の税務署に持ち込んで提出する事もできるので、やりやすい方法で提出してくださいね。
e-TAXでの申請
e-TAXとは国税電子申告・納税システムの事で、e-TAXを使うとネット上で申告がすべて完了します。
添付書類も不要で、還付までの時間も一番早い方法です。
使用するには、電子証明書の取得やICカードリーダライタが必要となります。
事前準備は色々と必要ですが、一度設定できてしまえば、その後の手続きは簡単です。
申告や還付が毎年発生する方にはおすすめの方法です。
まとめ
申告しない限りは返ってこないお金。そのままにしておくのはもったいないですよね。
地道に節約するよりも効果は高いかも?!
税務署まで行く時間がない人でも手軽にできる還付申告、忘れずに行うようにしましょう。
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