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初心者からのステップアップ!簡単仮想通貨のウォレットの作り方と入金・出金方法【図解付きMEW作成手順例】

初心者からのステップアップ!簡単仮想通貨のウォレットの作り方と入金・出金方法【図解付きMEW作成手順例】

こんにちは!ライターのスージーです。
前回の記事「初心者にもおすすめのはじめての仮想通貨ウォレット〜ビットコイン・イーサリアム保有にオススメ〜 」で仮想通貨のウォレットを作ってみたくなった方は、早速ウォレットを作成してみましょう。
手順通りやれば意外に簡単!ここまでできればもう仮想通貨の扱いは初心者から一つステップアップできること間違いなしです。
今回はイーサリアムの定番ウォレットMyEtherWallet(MEW)を例に順を追って作成していきましょう。

MyEtherWalletにアクセス

まずはMyEtherWallet(MEW)のページを開きましょう。
https://www.myetherwallet.com/

最初に注意事項などが書かれたチュートリアルが表示されます。
まだ日本語表記にしていないため内容も英語。
いったんチュートリアルのポップアップ以外の画面をクリックして、日本語表記に変えましょう。

チュートリアルが最後まで完了していないため、再度サイトにアクセスした時に、またチュートリアルが流れるかもしれません。
MyEtherWalletについて、ブロックチェーンについての説明などのあと、7枚目以降にウォレットの管理についての注意点が書かれています。
フィッシングサイトの被害を防いだり、不正利用されないための注意点が書いてありますので、心配な方は読んでおくとよいでしょう。
最後のポップアップ画面まで読み進めると、二回目からはポップアップは表示されなくなります。

お財布の作成

MyEtherWalletではユーザーの登録などは必要ありません。
誰でも、何個でもお財布(wallet)を作る事ができます。
お財布を作るには、「お財布の作成」画面から行います。(トップページとして表示されています)

「お財布の作成」画面が表示されたら、お財布作成のためのパスワードを設定しましょう。

「ダウンロード Keystone ファイル(UTC / JSON)」と書かれた青いボタンをクリックして、秘密鍵ファイルをローカルにダウンロードします。

このファイルは、マイイーサウォレットにログインする時に必要になりますので、どこのフォルダにダウンロードしたか忘れないように管理してください。
特にダウンロード先を指定しなければ、PC内の「ダウンロード」フォルダに入っているはずです。

英語のメッセージには、「失くさないように!」「共有しないように!」「バックアップをとる!」と注意喚起してあります。
ファイルをダウンロードしたら、「続けます」ボタンをクリックします。

画面上に秘密鍵が表示されるので、印刷しておきましょう。
秘密鍵はお財布から仮想通貨を引き出すための大切なキーになるので、厳重に保管しましょう。
誰かの目に触れないように。そして、失くさないように!

印刷できたら、「アドレスを保存してください」をクリックすればお財布の作成は完了です。
「自分のアドレス」がお財布の入金用のアドレスになります。
入金用のアドレスだけではお財布の中身は引き出すことができないため、他に見せても安心です。
どこかに保存しておいて、コピペで入力できるようにしておくと便利です。

入金

この時点であるのは、お財布、つまり仮想通貨の容れ物だけです。
お財布として機能するためには、取引所などに保管してある仮想通貨をお財布に移す必要があります。

入金の際に必要なのが、作ったMEWのお財布のアドレスです。
アドレスだけどこかに保存している人は、コピペできるように。
印刷してある人は、印刷済みの用紙にQRコードとアドレスが書かれているはずです。
秘密鍵と入金用のアドレスを間違えないように!

自分の入金用アドレスを確認したら、取引所にある仮想通貨をお財布にうつしてみましょう。
Zaifからの出金手順は以下のとおりです。

(Zaifの使い方はこちらの記事を参考に)
初心者でも一から分かる仮想通貨取引所への登録手順【Zaif(ザイフ)登録画像あり】
超初心者向け仮想通貨の買い方〜ザイフ(Zaif)でビットコイン(bitcoin)を簡単お得に買う手順


Zaifの公式HPにログイン後、「アカウント」→「入出金と履歴」→「ETH」マーク→「出金」の順にクリックし、イーサリアムの出金画面を表示します。

画面下の方の

  • 「出金アドレス」の欄に作ったMEWのお財布の入金用アドレス
  • 「出金金額」の欄にお財布に入れたいETHの額
  • 「二段階認証トークン」の欄にZaifで設定したトークンの数字(二段階認証アプリを開いて表示させます)

を、それぞれ入力して「出金」ボタンを押せば完了です。
送金ボタンを押してもすぐには送金は完了しませんが、処理中の画面はZaifから見ることができます。

Zaif以外でも、出金元のサービスの出金方法にそって、MEWのお財布の入金用アドレスと出金額を入力して出金処理を行うという手順は基本的に同じです。
処理が完了したら、MEWのお財布状況を確認してみましょう。

お財布の中身を確認する

処理が完了したら、お財布の中身を確認しておきましょう。
お財布の中身を確認するには、再度MEWのページ(https://www.myetherwallet.com/)にアクセスします。

「お財布情報を見る」のタブをクリックすると、お財布の操作方法を聞かれます。
一番簡単なのが、一番上の「View w/Address Only」。
自分のアドレスを入力するだけで財布の中身や詳細情報を確認できます。
秘密鍵は表示されないので、セキュリティ上も安心です。
送金はできませんが、見るだけならおすすめの方法です。
「自分のアドレス」の欄に入金用アドレスを入力しましょう。

アカウント残高とトークン残高の欄に保有しているETHやトークンが表示されます。

出金

最後に、MEWのお財布に入っている仮想通貨を他に移動する方法です。

MEW(https://www.myetherwallet.com/)にログイン後「Ether/トークンの送出」をクリックします。
出金のためには、ロックがかかっている状態のお財布をいずれかの方法で解除する必要があります。
インターネット上に秘密鍵やファイルなどの情報をむやみに載せるとハッキングなどで流出の危険があるため、オススメなのが、MetaMaskというサービスを経由した利用方法です。

MetaMaskを設定していなくて、ハードウォレット(Ledger Wallet、TREZOR、Digital Bitbox、Secalot)も持っていない場合は、「Keystore / JSON File」(財布の作成時にダウンロードしたファイルを開く)か「秘密鍵」(財布作成時に表示される秘密鍵を入力する)のどちらかになります。(ちなみに「View w/ Address Only」では送金などの処理はできず、「ニーモニック文節 」は財布作成時に表示されるキーワードとなる単語ですが現状MEWでは生成されません。)
ただし、秘密鍵やダウンロードファイルを使ってオンライン上でお財布情報をやり取りするのはセキュリティの面では安全とは言えないため、「おすすめしません」「MetaMaskやハードウォレットなどの方法を使いましょう」とメッセージが出てしまいます。
心配な方は、MetaMaskを設定しておきましょう。

MetaMaskの設定方法はこちら→初心者こそ使いたい便利な仮想通貨ウォレット「MetaMask」の設定と使い方

いずれかの方法で財布をアンロックして使えるようになるとこのような画面になります。

「宛先アドレス」に送金先のアドレス、「送出数量」に送金したい額を入力します。
宛先アドレスを間違えて入力した場合は送金した仮想通貨は戻ってこないので、入金額が大きい場合は、まずは少額で入金処理されることを確認しておくと安心です。

ガスリミットは送金のための燃料のようなもので、手数料の計算の元となります。
仮想通貨の種類などにより自動で計算されるので基本的に変更する必要はありません。
手数料を安くしたい場合は、画面の上部の「ガス価格」の値を変更しましょう。

ガス価格のデフォルトの値は20Gwei、ガスリミットをかけてETHに換算すると支払手数料は0.00042ETHになります。ETHの価格にもよりますが、日本円で数十円(2018.5月の相場で約30円前後)です。
それでもじゅうぶん安いですが、さらに安くしたい場合は数値を低く設定しましょう。
低くすればするほど手数料は安くなりますが処理は遅くなり、高くすればするほど手数料は高くなりますが処理は早くなります。
目安を知りたい時はこちらのページも参考に→ETH Gas Station

早く送金したい場合(2分以内)、普通に送金したい場合(5分以内)、ゆっくりでいい場合(30分以内)の目安となるGweiが表示されます。この場合だと通常の送金で2Gweiとなっています。手数料3円前後!かなり安いですね。

ガス価格を設定し、「宛先アドレス」と「送出数量」に入力したら、「トランザクションを生成」のボタンをクリックすれば送金は完了です。
処理状況は「トランザクション履歴」のページから確認することができます。

入金時と同じく、すぐに処理されるわけではないので処理が終わったらMEWの残高と、出金先の口座の残高を確認しておきましょう。
これで入金処理は完了です。
ETHを日本円に換えるため取引所に送金する場合や、ETHを使ったサービスに入金する場合も全て手順は同じです。

まとめ

取引所のハッキングなどのニュースを気にせず管理できるのがウォレットのいいところ。
また、仮想通貨を使ったサービスを利用したり、コインの無料配布などのキャンペーンに申し込む場合もウォレットのアドレスが必要になります。特にイーサリアムは最近話題の仮想通貨を使ったゲームなどのサービスに使われることも多く、イーサリアムのウォレットは一つ持っておくとさまざまなサービスに使うことができ、仮想通貨を日常生活でより身近に感じられるでしょう。

ただし、ウォレットの管理は自分で行うことが求められます。
個人のウォレットは取引所とくらべてハッキングで狙われる可能性は少ないですが、ハッキング対策は個人よりも取引所の方がしっかりしています。
ウォレットに入っている資産を危険に晒さないために、くれぐれも管理はしっかりと行っておきましょう。

取引所の選び方はこちらの記事を参考に
初心者必見!仮想通貨の取引所選びに失敗しないために注目するべき4つのポイント
オススメは文中にも登場したZaifです。ビットコインだけでなくイーサリアムの手数料も安く、使いやすいと評判です。


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